「リケジョ」という言葉は、理系の女子を指し示します。最近では、そのイメージも非常に良いものとなっています。
しかし、私は理系の私が、なぜ「リケジョ」になることを進めないのかについて書きたいと思います。
なぜ「リケジョ」を目指すのか理系分野に興味があるやりたい仕事が理系である能力的に理系に向いている子供たちに、理系分野に興味を持たせることも重要だと考えています。
また、その子供の得意な分野を見つけ出し、それを伸ばすことも重要だと思います。
なぜ私が「リケジョ」を目指したのか?
なぜ私が「リケジョ」を目指したのか?
私は文系科目が苦手でした。女子だからと言って国語や英語が得意とは限りません。
中学受験の際には、長い国語の文章題に四苦八苦しました。しかし算数の面積や角度の図形の問題は得意でした。また、化学反応の写真がある資料集を眺めることがとても好きでした。ですが、母は国語のために専用の家庭教師をつけました。これは私にとっては苦痛でしかありませんでした。
親のエゴで合わないものを強制することは、本人の資質を潰すことにつながると私は考えます。
高校生になって外国語大学を受験させようとパンフレットまで取り寄せていた母に対し、私は理系に行くと宣言しました。
興味がある科目が化学だったこと。また製品開発をする仕事に将来就きたいという明確な目標がありました。
☆理系への進学をすすめるお子さん 4選
①理系分野に興味がある。
『論理的に考えることが好き』『化学反応を見てわくわく』『生物に興味がある』『材料よる強度の違いが不思議に思う』このような好奇心。
②やりたい仕事が理系である
『生物学の研究者になりたい』『新薬の開発』や、『車の設計開発、世の中に役立つ家電製品の開発に携わりたい』このような思い。
③能力的に理系に向いている
常に「なぜ?」と考えることが得意で、図形問題が得意であること。
④上記があった上で、体力、強い精神力(メンタル)がある
常に男性と同じように仕事をすることを要求されます。また研究開発には知能も必要ですが、体力と精神力がなければ持ちません。
理系の仕事は何度も試験評価を繰り返し、開発を行います。『仮説を立てて、検証する』という作業の繰り返しです。何度も何度も、このとても泥臭い作業をします。上手く行かないことも多々あります。体力と精神力がなければ、まず持ちません。
また男性に反感を買うことが多いです。なぜなら、文系女子と違い彼らの得意分野を脅かす存在だからです。必ず理論武装しないといけません。
またドライな関係の中にも協力を求めたり、時として戦う覚悟が必要です。
まとめ
子供たちを理系に進ませることよりも、彼らの個性を伸ばすことが将来の成功につながると私は思います。彼らが何に向いているのか、世の中で何が求められているのかを考え、そして最後にはやりたいことを見つけ、突き進む。子供自身が、やりたいことを実現するために今何をすべきかを考えるようになることです。大人たちは、子供たちがその答えを見つけるための手助けをするだけなのです。